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こうするしかなかったんだ

第2章 入学式




名簿番号順に席に着く。

姫葵と葉月は前後の席になった。



それから大きなホールに移動して入学式が始まった。

入学式はクラスで横並びに着席したから、姫葵は横にいる。

式中にもかかわらず、小さな声で色々話してきた。

「ねぇねぇ。今しゃべってるさ、あの来賓の人。髪の毛旅行中なのかな〜」

「あ、あの先生のお尻見て!ポケット出ちゃってる!」

そんなことずっと言ってるもんだからつい葉月は笑ってしまう。




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