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何が起きたのか。

冷静に対応することは、今どうすることなのだろうか。

答えの出ないまま部屋をただウロウロしていた時、葉月の携帯が鳴った。

見たことのない番号だったらいつもは出ない葉月も、動揺していたのかすぐ出てしまう。

「警察です。すみませんが、今日の状況確認のためお越しいただけますか？」

「は、はい」

葉月は家の鍵を握りしめて自転車に乗り、ものすごい勢いで警察署へ向かった。

警察署に着くと、相談をしに行った時に対応してくれた女性警官が待っていてくれて、小さな部屋に案内された。