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こうするしかなかったんだ

第2章 入学式




学校の門をドキドキしながらくぐった。

そこは見たこともないような大きな校舎と校舎までの長すぎる桜並木に圧倒される。

もうほとんど桜は散っていたけど、来年はここで咲き誇る桜を見るっていう楽しみができた。

どんどん進んで自分のクラスを確認して教室へ入る。

当然、友達がいない私は1人ぼっちだけど…さほど苦にはならない。

でも…もう自然とグループ的なものができていた。

同じ中学の人たちでかたまっているんだろうか…

居た堪れなくなり席を立とうとすると出入口で誰かにぶつかった。






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