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あまりの強引さで奏太をベッドに押し倒してしまったが、そのままキスをした。

でも奏太は逃げるようにしてベッドを抜け出す。

「もっと自分を大事にしろよ」

そう言って奏太は出て行こうとした。

「大事にしてる！自分の気持ち大事にしてるから…奏太くんが好きだから…」

姫葵は半ばヤケクソになって服を脱ぎ始める。

「1度だけで良いから…」

背中を向ける奏太に抱きつく。

「練習…だよな？」

「え？」

姫葵が声を上げると同時に奏太は振り返り、キスをしながら抱きしめる。

何度も何度もキスを繰り返し、ベッドにたどり着くと姫葵を押し倒した。

「良いんだよな？」

姫葵はただうなずいた。