キミのとなり
第10章 幼馴染み
a side
カズが泣く。
「泣くなよ…。」
胸の中に閉じ込めるように腕をまわした。
「だって…。うれしい。うそみたい。」
「そうだね。俺もうれしい。うそみたいだね。カズをずっとこうしたかったよ。」
「……うっ…うゎーーん。」
本格的に泣きだした。
もー。
俺も泣くよぉ。
「カズ…」
「う…うっ…。」
「うわーーん。」
「…なんでお前も泣いてんのー。」
「だって。カズが泣くから。カズがすきだから。」
「ばかー。うわーん。」
抱き合って、ワンワン泣いた。
すごくスッキリした。
はたから見たらバカだよね。
でも、いいんだ。
だって、すっごく幸せなんだ。
カズが泣く。
「泣くなよ…。」
胸の中に閉じ込めるように腕をまわした。
「だって…。うれしい。うそみたい。」
「そうだね。俺もうれしい。うそみたいだね。カズをずっとこうしたかったよ。」
「……うっ…うゎーーん。」
本格的に泣きだした。
もー。
俺も泣くよぉ。
「カズ…」
「う…うっ…。」
「うわーーん。」
「…なんでお前も泣いてんのー。」
「だって。カズが泣くから。カズがすきだから。」
「ばかー。うわーん。」
抱き合って、ワンワン泣いた。
すごくスッキリした。
はたから見たらバカだよね。
でも、いいんだ。
だって、すっごく幸せなんだ。