
キミのとなり
第1章 すき
その時の想い。
お互い必要としているのが痛いくらいにわかったし、ちゃんと向き合おう、気持ちを伝えよう、と思った。
でも なかなか言い出せず…
やっぱり どこか怖かったんだ。
人間として好きってのと違うのか。
親友として そばにいたいのと間違えてないか。
いや、違う。
抱きしめたいし、触れたいと思うし、キスもしたい。
できれば その先も。
いや、いや、だから。
それは そのまんま、相葉さんも同じように思ってるんじゃないか?
人間として好き…
キスしたいなんて思ってない…
そっちだったらと思うと、言い出せない日々が続いた。
そうした日を過ごしていると、親友ポジションの毎日は それはそれで楽しくて 、きっかけもなにもないまま月日は流れていった。
そんな時に相葉さんが笑ってないことに気づいた。
仕事でなんかあった?
もしかして女関係?
後者だと嫌だな…
なんて思うと焦る気持ちも出てきた。
でもオレの勘違い?自意識過剰?
あまりオレと目が合わなくない?
って思ってたら、時々せつない瞳を寄越してくる。
どんどん痩せていく体にも、オレを避けるような態度にも、ストップをかけたいから決意した。
もう終わりにしよう。
笑顔のない相葉さんを見るのも。
お互い必要としているのが痛いくらいにわかったし、ちゃんと向き合おう、気持ちを伝えよう、と思った。
でも なかなか言い出せず…
やっぱり どこか怖かったんだ。
人間として好きってのと違うのか。
親友として そばにいたいのと間違えてないか。
いや、違う。
抱きしめたいし、触れたいと思うし、キスもしたい。
できれば その先も。
いや、いや、だから。
それは そのまんま、相葉さんも同じように思ってるんじゃないか?
人間として好き…
キスしたいなんて思ってない…
そっちだったらと思うと、言い出せない日々が続いた。
そうした日を過ごしていると、親友ポジションの毎日は それはそれで楽しくて 、きっかけもなにもないまま月日は流れていった。
そんな時に相葉さんが笑ってないことに気づいた。
仕事でなんかあった?
もしかして女関係?
後者だと嫌だな…
なんて思うと焦る気持ちも出てきた。
でもオレの勘違い?自意識過剰?
あまりオレと目が合わなくない?
って思ってたら、時々せつない瞳を寄越してくる。
どんどん痩せていく体にも、オレを避けるような態度にも、ストップをかけたいから決意した。
もう終わりにしよう。
笑顔のない相葉さんを見るのも。
