キミのとなり
第12章 おしゃべりな瞳 2
…ふぅーーっ。
…緊張してます。
…はい。
リーダーに和くんと付き合うことを報告するべく、今から【スケッチ】に行く。
お嫁さんにください!って言いに行く気分だ。
よし。
気を引き締めてドアを開ける。
幸いお客さんはいない。
カウンターの和くんと目が合う。
うん。って力強く目で合図を送ると和くんも、うん。って頷いた。
カウンター横の小さいテレビを観ていたリーダーが僕に気づく。
「お。相葉くん、いらっしゃい。」
「リーダー、おつかれ!」
さっき お客さんがさー、って世間話をするリーダーの話は今の僕には一切 耳に入ってこない。
とりあえず話が途切れたところで話はじめる。
「リーダー、ちょっと話があるんだ。あのさ…。僕、和くんが好きなんだ。」
「…おー。そーか。って!まあ…そりゃ見てればわかるよ。和だって相葉くん好きだし。」
「そうなんだけど…。うーん。ちゃんとした好きなの。」
「…?」
「リーダー。僕、和くんと お付き合いしたい。それを…認めてください!」
「………」
「リーダー?」
「和。ちょっと来て。」
トコトコと和くんが やって来て。リーダーじゃなくて僕のとなりに。
「…そーか。そーゆーことなんだな。」
二人して頭を下げた。
リーダーは なにか考えてるようで。
どうしよう。怒ってないよね?
どうしよう。殴られたら。反対されたら。
俯いていた肩が揺れてる。
あれ?
「…和…よかったな。」
和くんが うん。って頷いてリーダーに抱きついた。
リーダーは泣いてた。
ポロポロ泣いてたんだけど、わんわん泣き出した。
和くんも わんわん泣いてる。
「仲良くな。」
って言ってくれて僕も わんわん泣いてしまった。
そこへ松潤が やって来た。
「…どーした?」
わんわん三人で泣いてるのを見てオロオロしてる。
それがおかしくて今度は三人して泣き笑いした。
…緊張してます。
…はい。
リーダーに和くんと付き合うことを報告するべく、今から【スケッチ】に行く。
お嫁さんにください!って言いに行く気分だ。
よし。
気を引き締めてドアを開ける。
幸いお客さんはいない。
カウンターの和くんと目が合う。
うん。って力強く目で合図を送ると和くんも、うん。って頷いた。
カウンター横の小さいテレビを観ていたリーダーが僕に気づく。
「お。相葉くん、いらっしゃい。」
「リーダー、おつかれ!」
さっき お客さんがさー、って世間話をするリーダーの話は今の僕には一切 耳に入ってこない。
とりあえず話が途切れたところで話はじめる。
「リーダー、ちょっと話があるんだ。あのさ…。僕、和くんが好きなんだ。」
「…おー。そーか。って!まあ…そりゃ見てればわかるよ。和だって相葉くん好きだし。」
「そうなんだけど…。うーん。ちゃんとした好きなの。」
「…?」
「リーダー。僕、和くんと お付き合いしたい。それを…認めてください!」
「………」
「リーダー?」
「和。ちょっと来て。」
トコトコと和くんが やって来て。リーダーじゃなくて僕のとなりに。
「…そーか。そーゆーことなんだな。」
二人して頭を下げた。
リーダーは なにか考えてるようで。
どうしよう。怒ってないよね?
どうしよう。殴られたら。反対されたら。
俯いていた肩が揺れてる。
あれ?
「…和…よかったな。」
和くんが うん。って頷いてリーダーに抱きついた。
リーダーは泣いてた。
ポロポロ泣いてたんだけど、わんわん泣き出した。
和くんも わんわん泣いてる。
「仲良くな。」
って言ってくれて僕も わんわん泣いてしまった。
そこへ松潤が やって来た。
「…どーした?」
わんわん三人で泣いてるのを見てオロオロしてる。
それがおかしくて今度は三人して泣き笑いした。