
キミのとなり
第13章 きづいてよ
数日後。
仕事で一緒になった相葉さん。
雑談してたんだけど、ちょっと元気ないなぁと思って訊ねてみる。
「実は家、探しててさ。最近、俺のマンションでボヤ騒ぎがあって。少し先輩んちにお邪魔してたんだ。ま、俺の部屋は大した被害は無かったから戻れることは戻れるんだけど、いい機会だから引っ越そうかと思ってさぁ。でもなかなか忙しくて見つけられてないんだ。」
……
「ね。俺んち来ない?よかったら。」
「へ?」
「部屋、使ってないのある。」
「…いーの?」
「相葉さんがよければ是非。考えただけで楽しそう。でも相葉さんもよく考えて決めてよ!」
「…てか…楽しそう。行きたい。」
「マジ?じゃあ荷物まとめたら連絡ちょうだい。待ってる。」
「ありがとう!」
なんだか楽しい毎日がやってくる。
嬉しそうに鼻歌なんか歌っちゃってる相葉さんを横目で見ながら俺も浮き足立つ感じが止まらない。
ニヤニヤふやける顔を引き締めながら相葉さんの用意してくれた服に着替える。
今日はイケメン風なパリッとした服なんだね。黒と白でシックな服。
「ニノ。サイズ大丈夫?」
「うん。ちょうどいいよ。どう?イケメてる?」
ニヤリと不敵な笑みを浮かべると、
「うん。イケメてる。」
うひゃひゃ、って笑う相葉さんにつられて俺も笑った。
仕事で一緒になった相葉さん。
雑談してたんだけど、ちょっと元気ないなぁと思って訊ねてみる。
「実は家、探しててさ。最近、俺のマンションでボヤ騒ぎがあって。少し先輩んちにお邪魔してたんだ。ま、俺の部屋は大した被害は無かったから戻れることは戻れるんだけど、いい機会だから引っ越そうかと思ってさぁ。でもなかなか忙しくて見つけられてないんだ。」
……
「ね。俺んち来ない?よかったら。」
「へ?」
「部屋、使ってないのある。」
「…いーの?」
「相葉さんがよければ是非。考えただけで楽しそう。でも相葉さんもよく考えて決めてよ!」
「…てか…楽しそう。行きたい。」
「マジ?じゃあ荷物まとめたら連絡ちょうだい。待ってる。」
「ありがとう!」
なんだか楽しい毎日がやってくる。
嬉しそうに鼻歌なんか歌っちゃってる相葉さんを横目で見ながら俺も浮き足立つ感じが止まらない。
ニヤニヤふやける顔を引き締めながら相葉さんの用意してくれた服に着替える。
今日はイケメン風なパリッとした服なんだね。黒と白でシックな服。
「ニノ。サイズ大丈夫?」
「うん。ちょうどいいよ。どう?イケメてる?」
ニヤリと不敵な笑みを浮かべると、
「うん。イケメてる。」
うひゃひゃ、って笑う相葉さんにつられて俺も笑った。
