テキストサイズ

キミのとなり

第1章 すき

となりに好きな人が眠っているベッドで目覚める朝…

しあわせだなぁ。

にのはオレに くっついてる。

抱き合って眠っていたみたい。

ぎゅーっと抱きしめた。

にのが目を開けて恥ずかしそうに「おはよ。」と言って鎖骨の辺りに擦り寄る。

「おはよ。」とキスをした。

唇にも…頬、瞼、額、鼻、耳…

触れるだけのキスの雨。

ふふふ…と にのが笑う。

「にの。今までも となりにいたつもり。親友とか家族とかの位置で。
これからは…これからも…オレのとなりにいて。1番 近くに。恋人として。本当の意味で家族になるつもりで。」

そう言うと、

「うん。もう離れられない。離れたくない。オレも相葉さんの家族になりたい。」

と言って泣きそうな顔で でも嬉しそうな顔で抱きついてきた。

今日は5人の仕事で午後からだ。

「まだイチャイチャ出来るよ…」

にのの髪を撫でる。

「もう ここから出たくないね。」

と ちゅっと にのがオレにキスをした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ