テキストサイズ

キミのとなり

第13章 きづいてよ

「すき。」

ソファの前に回りこんで相葉さんを抱きしめて、ちゃんと言葉にした。

「俺も…。俺もすき。ニノが好きだよ。」

ポロポロ泣きながら俺の胸に顔を埋める相葉さん。
その顔を上げて口づける。

髪を撫でて。
頬を撫でて。

相葉さんの髪に、瞼に、頬に口づける。

唇の僅かな隙間から舌を忍ばせるとビクンと小さく震えた。
奥の方に隠れてる舌を探しあてて絡めると恥ずかしそうに応えてくれた。

深いキスに溺れそうになりながら愛おしくてたまらない相葉さんを抱き寄せた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ