キミのとなり
第13章 きづいてよ
いっぱいキスした後で、俺とのファーストキスだと喜んでる相葉さんに、違うよ、と言うとびっくりして俺に、なんで?なんで違うの?、と訊いてきた。
「だって、こないだ寝込み襲ったから。」
「へ?」
「寝てるとこ悪いけど…。
唇奪った。
ちゅーした。」
へへって照れて笑うと、うるうると涙を溜めた瞳で俺を見つめて、俺の両頬を包んでキスをくれた。
「寝込みと言えば…」
くふくふと笑いながら相葉さんが言う。
「俺も。もう前の話だよ。
俺もニノのほっぺにちゅーした。」
……
ふふふ。
「ソファで寝てたんだよ、ニノ。
部屋まで連れて行ったの。そん時。」
「しあわせな俺たち。」
「ほんと。」
あの時の俺たちに教えてあげたいね。
その人と…
ちゃんと幸せになれるよ
って。
しあわせなキスをするんだよ
って。
しあわせな俺たちは
引き寄せられるように唇を合わせた。
end.
「だって、こないだ寝込み襲ったから。」
「へ?」
「寝てるとこ悪いけど…。
唇奪った。
ちゅーした。」
へへって照れて笑うと、うるうると涙を溜めた瞳で俺を見つめて、俺の両頬を包んでキスをくれた。
「寝込みと言えば…」
くふくふと笑いながら相葉さんが言う。
「俺も。もう前の話だよ。
俺もニノのほっぺにちゅーした。」
……
ふふふ。
「ソファで寝てたんだよ、ニノ。
部屋まで連れて行ったの。そん時。」
「しあわせな俺たち。」
「ほんと。」
あの時の俺たちに教えてあげたいね。
その人と…
ちゃんと幸せになれるよ
って。
しあわせなキスをするんだよ
って。
しあわせな俺たちは
引き寄せられるように唇を合わせた。
end.