キミのとなり
第14章 幼馴染み 2
胸を揉んで乳首を触ってるとカズは身体を動かしてもじもじする。
嫌じゃないよね?
恥ずかしいだけだよね?
もう感じてるの?
シャツを捲り上げると露わになった上半身にクラクラ。
「胸。ないね。」
やわやわと揉むとカズがポツリ。
「ないね。」
お腹も背中も脇腹も撫でるとまたポツリ言う。
「柔らかくないね。」
「…柔らかい…よ?」
「でも…男だよ…」
「そうだよ?」
「……」
なんだかなぁ。
その悲しそうにしてる瞳を見つめて目尻に口づける。
「でも…男でも、女でも、どっちでも…俺はカズに触りたい。」
「……」
「カズにキスしたい。」
「…うん。」
「カズじゃなきゃダメなんだからね?」
「…うん…俺も…。」
涙目のカズの目尻と唇にもう一度、口づけた。