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キミのとなり

第2章 復活LOVE

和「雅紀…好きだよ。」

優しく抱き寄せる。

髪や体の匂いを嗅ぐ。

雅紀だ…

胸が きゅうっと狭くなる。

雅「和…大好き。」

キスをせがんで首に腕を絡ませて顔を近づけてくる うるうるの黒目の大きい瞳に捕らわれる。

俺が甘ったるい顔で眺めるばかりで動かないでいると、雅紀から、ちゅーっと音が鳴るキスをしてきて…恥ずかしそうに俺の胸に顔を埋めた。

可愛いすぎる。

ぎゅうぎゅうに抱きしめる。

やっと取り戻したよ。

もう二度と離れないって 二人で誓う。

ずっと待ってたんだ。

この胸に寄り添い眠りにつける日々…

この しあわせがあるのなら 他には何もいらない。

二人でいられるだけで足りないものはなかった。

いままでだって。これからだって。

だから間違えることもあるけれど、すれ違うこともあるけれど、必ず帰ってこよう。

この場所へ。

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