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キミのとなり

第4章 キス

「やっぱ…そーゆーこと?お前ら 付き合ってんの?」

机の上に何も無くてよかったね…飛び散ったコーヒーをティッシュで拭きながら翔ちゃんが言う。

「 嘘⁉マジで?いつから?ビックリしたってー!でも しっくり…納得…なんだけど。」

潤くんは信じらんない!ってのと、腑に落ちた感じを行ったり来たりしてる。

「俺は 付き合ってんのかなーとは思ってたよ。」

リーダー…。
なんで わかってんの?
ホント ボーッとしてるようで1番 本質を見てるよね、いつも。

「ごめんね…黙ってて。」

照れくさそうに まーくんが言う。

「話したかったんだけど、なかなか言い出せなくて…。なんか、ごめんね…。」

パニックから抜け出せた俺も みんなに謝りながらも話せてよかった…と思って、妙な安心感と達成感みたいなものに包まれた。

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