レット・ミー・ダウン【ARS・NL】
第11章 サイコロ
このマンションは、オートロックだ。
今鳴ったインターホンは、部屋の玄関ドアの横についてるものだ。
私は恐る恐る応答した。
画面に映っているのは……、シアトル系コーヒーショップのバリスタだった。
「開けてよ。いるんでしょ?」
私は、心臓が止まりそうになりながら、玄関のドアを少し開けた。
その瞬間、バリスタはドアの隙間に手をかけてあっという間に玄関に入って来た。
「あれー? カフェモカの彼女じゃん? なんでここにいんの? トーマは?」
バリスタはかなり酔っているようだった。
「トーマって誰ですか!? そんな人、ここにはいません!」
バリスタは薄目で私を見つめた。
「カフェモカの彼女、ずっとかわいいなって思ってたんだよな…。」
バリスタは、私に抱きついて壁に押し付けた。
「や、やめて!」
「やめる訳ないじゃあん。」
バリスタは、私にキスをした。
抵抗する手首はがっちりと押さえつけられた。
バリスタの舌が、私の口をこじ開けようとした。
その時、ドンドンとドアを叩く音がした。
今鳴ったインターホンは、部屋の玄関ドアの横についてるものだ。
私は恐る恐る応答した。
画面に映っているのは……、シアトル系コーヒーショップのバリスタだった。
「開けてよ。いるんでしょ?」
私は、心臓が止まりそうになりながら、玄関のドアを少し開けた。
その瞬間、バリスタはドアの隙間に手をかけてあっという間に玄関に入って来た。
「あれー? カフェモカの彼女じゃん? なんでここにいんの? トーマは?」
バリスタはかなり酔っているようだった。
「トーマって誰ですか!? そんな人、ここにはいません!」
バリスタは薄目で私を見つめた。
「カフェモカの彼女、ずっとかわいいなって思ってたんだよな…。」
バリスタは、私に抱きついて壁に押し付けた。
「や、やめて!」
「やめる訳ないじゃあん。」
バリスタは、私にキスをした。
抵抗する手首はがっちりと押さえつけられた。
バリスタの舌が、私の口をこじ開けようとした。
その時、ドンドンとドアを叩く音がした。