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日本あらし話

第4章 かぐや姫

改めてまして、こちらのお二人を見てみましょう。

姫「さあ、二宮さん。持ってきた『燕のこやす貝』を見せて貰おうか?」

スッと差し出しました風呂敷包み。

かなり…小さいみたいですが、
なにが入っているんでしょうか?

そちらを見たかぐや姫は…
フッと笑みを浮かべています。


姫「なんだ…小さいな?それが本当に『燕のこやす貝』か?」

和「ええ、確認しますか?」

村「よし!爺さんの俺が確認してやるわ、ほら…ニノ、こっちで貰うで?」

後ろからのヌッと現れた手に二宮さん…ビクッてなっております。

和「なんだよ、お前は黙っていただきますか?」

村「何言うてんねん?こちとら、可愛い可愛いって育てたかぐや姫なんだぞ。変なもん見せられて…トラウマになったらどうすんねん」

おやっ?育てたのは安田爺さん…と横山婆さんでは?

そんなのお構い無いな村上爺さんは

ほらほらつ…さっさと渡せや?的に

目の前の風呂敷包みを奪おうとしていますが…
村上爺さん…、
それは金目なものではないかと思いますけど?

和「私がそんな変なもんを持ってくるわけないでしょ!!翔さんと違いますから!!」

俺だって、持ってこないわって言う突っ込みを期待しましたが…
櫻井さんはそれどころではないようですね💦


奪われないように抱え込む二宮さん…。
奪おうとする村上爺さん。

さあ…どうする?



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