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ウサギとオオカミ ~雪の話〜

第3章 友達ってなんだっけ?




気まずい…



「あ、雪くん。買ったもの部屋に置いておいたからね。」



「…あ、、ありがとうございます。」


なんて反応したらいいんだろ…



「雪??どーしたの??」


律にぃが不思議そうに聞いてくるけど


やっぱり辛くて…



何でトーマさんを好きになってしまったんだろう

とか


何で自分は律にぃじゃないんだろう


とか



いろいろ考えてしまって…




「何でもないよ?」



なんて律にぃにウソとかついてしまって



余計に律にぃを不安にさせてしまった…




トーマさん…



どうしたらあなたを諦めることが出来ますか?



どうしたら忘れることができますか?





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