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小悪魔なあいつ

第2章 姫 誕生

「あれ?言わなかったっけ?」


すっとぼけた顔で言う彩美さん。


「聞いてねーよ。っつーか、彩美さん、いいと。。。」



いい歳と言おうした瞬間、今度は足を思いっきり踏みやがった(涙)



「私、まだ34だもん!待望の女の子なのよ❤秋史にも面倒を見てもらうからね!」



ビシッと指を指してくる彩美さん。
っつーか、誰も教えてくれないなんて薄情な家族だな。おいっ。


「お前ら、知ってたのかよ。」


すでに飯を食っている兄弟たちに聞いてみた。
俺の反応を見て、面白かったのか笑ってやがる。


「レディの体調を気遣ってこその紳士だよ、秋史。」


「いつもお世話になってるしね。秋兄」


「僕たち秋史兄ちゃんよりも彩美ちゃんと一緒にいる時間の方が長いもん。」


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