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小悪魔なあいつ

第2章 姫 誕生

だったら、教えろよな!
ったく、相変わらず俺で遊びやがって!




「ほーら。とりあえず、座って座って。
ご飯を食べるんでしょ?」



彩美さんは、そう言って俺を座らせようとしたけど、俺はそれを断った。



「彩美さん。。。彩美さんは身重なんだから、ゆっくり座っててよ。
俺たちで、片付けまでやるからさ。」


すでに自分と俺の分の飯を準備している陸に目配せをしながら、彩美さんをソファーへと誘導した。



「。。。ありがとう、秋史。陸。
いい子に育ってくれて、母さん嬉しいわ。」



始め キョトンとしていた彩美さんだったが、フッと笑ったその顔は幸せそうな顔をしていた。





それから時は流れて7月



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