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第5章 その先へ

ソファに押し倒された。

あ。

そうなの?

そうなんだ。

そりゃ普通そうだよ。

もうどっちでもいい。

相葉くんと愛し合いたい。

「…ね…。にのちゃん。いい?いいよね?」

相葉くんが訊く。

さっきから俺のお腹には相葉くんのが当たってるし。

俺のだって。
もう反応しちゃってる。

相葉くんに当たってるよね。

黙ってても相葉くんは俺の首筋に鼻を擦りつけて熱い吐息をかける。

「…いいよ…。」

俺の返事を聞くと相葉くんは深いキスを再開した。

あ、でもちょっと待って。

そのキスとキスの間を縫って声を出す。

「ね。シャワーは?」

「…浴びたい?」

「浴びたい…な。」

「わかった。」

そっと落とすだけのキスをすると相葉くんは俺の上から降りて手を引いてバスルームへ連れて行った。

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