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第5章 その先へ

シャリっとしたシーツが気持ちいい。

相葉くんにトンと軽く押されてベッドに横たわる。

俺の身体の上に跨る相葉くんの顔をまじまじと見る。

相葉くんは優しく笑ってるけどやっぱり雄の目を隠せていなくて。

俺は俺で相葉くんが欲しくて欲しくて堪らないって顔になってるんだろう。

「なに?」

おでこに少し長めのキスをして相葉くんが尋ねる。

「俺のこと好きってわかる。
それがうれしい。」

「うん。にのちゃんも。
俺のこと好きって顔になってるよ。
すげぇうれしい。」

髪を撫でて頬に口づけてくれる。

相葉くんが俺に貸してくれたTシャツを捲る。

露わになった俺の胸に顔が近づく。

「あっ…。」

胸の粒に唇が触れて思わず声が出た。

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