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第5章 その先へ

「もー。なにしてんの!」

相葉くんが言うけど、当たり前でしょーが!

「だって!恥ずかしいから!」

俺も負けずに声を上げた。

するとすぐに俺にガバッと抱きついてきて、可愛い、可愛い、と何度も言って顔中にキスをして。

もう。

俺はされるがままだったけど、相葉くんの動きが止まってデレた顔で俺を見つめるから、それも恥ずかしくて胸元へうずくまるように抱きついた。

「……雅紀も脱いで?」

俺の言葉に今度は相葉くんが恥ずかしがって俺の頭の上に顔をくっつけたまま動かなくなった。

可愛いのはどっちだよ。

相葉くんはTシャツを勢いよく脱いだけどそこで止まった。

そんなのダメ。

俺は“まっぱ”だ。

両手で相葉くんの短パンに手をかけると観念したように身をよじって脱いでくれた。

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