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第5章 その先へ

どうしよう。

苦しそうだし、泣いてるし。

涙を口で拭ってそのまま目尻や頬に舐めるようにキスをした。

少しでも気が紛れたらと和のに手を伸ばす。

さっきみたいに気持ちいいところを擦って。

「ぁ…んっ…」

「かず。ごめんね。」

「なんで…?謝るの?」

「…痛いのは…和だから…。」

「…へいき。平気だよ?」

もう…

俺はありったけの好きって気持ちで顔も胸も口づけて。

和のナカに入れた指を少しずつ進めて解して指を増やしていく。

和のも俺のも硬さを取り戻していて先走りが溢れていた。

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