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第7章 かわいいひと〜ベッドの中〜



腕の中のあたたかい存在のものを、ぎゅっとして顔を擦りつけた。

そのあたたかい“もの”は、人だとわかる。

いい匂い。

ぎゅうぎゅうに抱きしめて、くちびるを求めて近づく。

くちびるに辿り着いた感触に、にんまりして触れてるだけのそれを押しつける。


「せんせ?」


……


せんせ?


??


構わず、押し当てていた、くちびるを何度か啄むように離したりくっつけたり。

もう一度、ぶちゅっとした…

その時…

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