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第7章 かわいいひと〜ベッドの中〜



「せんせー!」

さっきより大きい声を出してグイッと顔を押し返されて、ようやく目を開ける。

「あれ…?相葉…?」

「あれ?じゃないよ!」

ほっぺを膨らまして顔を赤らめた彼が俺を睨む。

徐々に思い出される昨日の出来事。

…昨日の出来事…

なんて言ってるけど別に、
“ナニ”があった訳じゃない。

昨日、こいつが鍵を忘れたつってジタバタしてる時に俺が帰って来たんだ。

それがどうしたか?って事になるけど、

…それは同じ所に住んでるから。


こいつの住む部屋の上に俺んちがある。

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