テキストサイズ

Everything

第7章 かわいいひと〜ベッドの中〜



「謝る事ない。」

相葉にそう言って俺が切った具材を鍋に入れてもらう。

「糸こんにゃくとか豆腐とか欲しかったな。」

「俺、買って来ようか?」

「いいよ、もう。適当適当!」

「今度はちゃんと色々入れようね!」

「今度って、お前…」

ヘラヘラ笑ってるから、もう言い返す気力もない。

可愛い。

「ね?お風呂溜める?
俺、洗ってこようか?」

「いいのか?じゃ頼む。」

「任せといて。」

泊めてもらうお礼とばかりに浴室へ行く。

一人暮らしの部屋にあいつが居るだけで、些細な事さえも楽しい。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ