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第18章 かわいいひと〜ひとつずつ〜
全然考える気もないらしい翔ちゃん。
「わからんー。
もっとヒントちょうだい!」
あれ?
考える気ないのにまだヒント…なんだ。
頑張るな。
もう言おうと思ってたのに。
ここから始まった大野さんと翔ちゃんのラリー。
「学校にいるよ。」
「は!マジ!」
大野さんのヒントに興奮した翔ちゃんは俄然やる気を出してきた。
先ずはやっぱり教職員の女性の名前を一人、二人挙げた。
「ちがーう。
もうわからないから言うか?
あ、そうそう。
俺と翔くんのお気に入り。
まぁ、結局にのもだったよね。」
ぴきっ。
翔ちゃんが固まった。
「嘘でしょ。」
え?わかったの?
すげー。
しかもなんで悲しそうなの?
「あ、相葉?」
「あたり!」
「うそーーっ!」
派手にテーブルに突っ伏した。
だから!
なんでそんなショックな訳?