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第23章 かわいいひと〜夜の中で〜
そのまま、相葉の手を引いて寝室へ。
チラッと見れば相葉も真っ赤。
部屋の明かりを点けて、明るい照明に違う!って慌てて常夜灯にした。
「これも消していいくらい…
恥ずかしい。」
相葉がポツリと零す。
「お前も恥ずかしいよな?
俺も…。」
「先生も?」
「うん。」
ベッドに腰を下ろして隣りをトントンしたら相葉も腰を下ろした。
髪の毛を撫でるとシャンプーの匂いがして。
頬に手を添えてキスをしたら、相葉も俺の両頬を包んでキスする。
口を合わすだけのを何回も。
たまんなくなって相葉の身体を押し倒すと、ギュッと抱きついてきた。
「ね、
お前どうしたい?」
「……」
「言っていいよ?」
「…わかんない。
先生を抱きたい気持ちもあるけど…」
「けど?」
「どうしたらいいのかわからないし…
痛くさせたくないし…」
考えてるのは俺と同じこと。
俺も自分の気持ちをそのまま言ってみることにした。