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第26章 かわいいひと〜久しぶりの逢瀬〜



先生は俺の着ていた上の服を脱がすと自分も脱いだ。

ベッドに横たえられて上から見下ろされる。

顔をじっくり見てると、なんだ?って顔をしたから答えてあげた。

「好きな人の顔って、いざ思い浮かべようとした時に思い出せないことない?」

「あ、わかる。」

「だから焼きつけておきたくて。」

「なんか…照れる…

でも…俺も焼きつけたい…よ?」

目の辺りを撫でる手が優しい。

うっとりとまぶたを閉じた。

俺を撫でる優しい手は首筋に移り反対側に顔を埋める先生。

「雅紀?」

「なーに?」

「ずっとこうしてたいな。」


…うん…


こくと頷くと先生の口が首筋や顎に吸いついた。

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