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第33章 かわいいひと〜強くなる〜



すごく幸せな気分で目覚めた朝。


となりの愛おしいかたまりをぎゅうぎゅうに抱きしめて…


朝からヤっちゃった。


しかも…


…2回。


…ごめん。


意識をなくしたように2回目の後、眠ってしまったから一度洗濯機を回しに起きて、また布団の中に。

でも暇なんだけど。

起きないの?

でも可愛い寝顔を見れて、まあこれはこれでアリだ、って間近で眺めること数分。

寝返りを打った雅紀の背中を抱きしめて、うなじに唇をあてた。

「んー。」

お、起きた?

その体勢で、まどろんでいると雅紀がぐるんと向き直って俺にキスしてくる。

目を閉じたまま唇を探すように、ちゅ、ちゅ、と頬や唇に手当たり次第するキス。

何回かちゃんと唇に辿り着いたから次に当てずっぽで突き出した時を待ち構えて熱烈なのをかましてやった。

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