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第2章 近づく距離

大ちゃんと一緒に仕事を上がって、下で二宮さんと松本さんと合流する。

「おつかれー。」

二宮さんを見ると普通に笑ってる。

にのちゃん。

会ったら胸が苦しくなった。

俺は笑えてるだろうか。

みんなで待ち合わせの店へ向かった。



「翔ちゃん!」

酔ってもないのに幼くなった二宮さんに驚く。

「おー、和!元気だったか?」

“翔ちゃん”は座っていたイスから立って俺たちの方へ来た。

“和”ね。

…ふーん。
モヤモヤする。

「久しぶり!」

みんな口々に言って肩を叩き合ってる。
仲良いなぁと微笑ましく見ていた。

少しだけヤキモチ焼いたりして。

「翔くん。紹介するよ。相葉ちゃん。
俺の後輩。」

「はじめまして。相葉雅紀です。」

「櫻井翔です。よろしく!」

爽やかな笑顔で握手してきた。

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