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第4章 あなたを守りたい

「そうなんだ。」

松本さんは俺の話を聞くと少し寂しそうに、下を向いてビールを口につけた。

「にのは…寂しいんだと思う。」

「?」

「相葉くん。相葉くんはにののこと好きなんだよね?」

「はい。」

「相葉くんがにののそばにいてやってよ。」

「…いたいですよ。」

「たぶん…にのも相葉くんのこと好きだよ。」

「……」

「…大野さんも呼んでいい?出来れば翔さんも。」

「はい。全然。」

松本さんは携帯を取り出して大ちゃんにメールをした。

すぐに返信が来て二人で飲んでたらしく、こっちへ来てくれるっていう。

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