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第4章 あなたを守りたい

「相葉くん。重い?」

翔さんの言葉にブンブン首を振った。

涙は次から次に出てくる。
なんとか声にした俺の気持ち。

「俺がそばにいたい。」

翔さんも大ちゃんも松本さんも驚いてたけどすぐに嬉しそうにクシャッと笑って。
みんなして、

「ありがとう。」

って言うんだ。


参った。


お礼なんて言わないでよ。

俺は泣きながら次に気になってることを言った。

「でも…二宮さん、付き合ってる女がいるって言ってたし。」

「マジ?いつよ?もう別れてるかもよ。」

大ちゃんはそんなこと全く気にしてない。

「長く付き合うなんてないしな、基本。」

「あいつが愛さないから相手も愛さないんだよ。」

松本さんも翔さんも。

あれ。
そこはスルーでいいの?

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