快楽教師
第4章 試着室で…
「姉ちゃん…わざと俺に聞かせてる?」
かなり近くで声がする。
顔を上げると、カーテンの隙間から睦が覗いていた。
「ち………っ…」
百合子が吃驚していると、睦に唇を奪われた。
「んっ……!!」
「……はぁ…」
やっと唇が離れると、睦が馬乗りになり、百合子を見下ろしていた。
「…ったく姉ちゃん、欲求不満ならいえよな」
「えっ……?」
話の意味が解らないで居るが、それ以上の事は言わず、睦は百合子の胸に手を伸ばした。
「睦!何やって…!!」
「はぁ…姉ちゃんのこれ、すっげぇやわらか…………」
睦の手のひらによって、目茶苦茶に形を変える果実。
「ンッ……」
「ぁっ………」
ちゅっ、と胸の飾りに吸い付かれると、そこが首をもたげる。
「姉ちゃんの声…可愛い」また唇にキスを落とされる。
それは少し甘くて、脳みそがくらくらする。
「ばかっ……」
「馬鹿?」
さっきの表情とは打って変わって、意地悪い笑いを浮かべ、手を伸ばす。その先の部分は、太股に垂れるまで濡れていた。
「ふぅん…弟の愛撫で感じちゃったんだ…?」
「っ……」
確かに弟相手にここを濡らすなんて…恥ずかしい。