快楽教師
第5章 遅刻
【香坂 百合子side】
折り畳み椅子はビニル素材だから、私の此処は少し蒸れていた。
流石にばれちゃう…?
そんな不安もあって、今話している体育の平沢先生に視線を預ける。
「ひゃ………っ」
左手なのにも関わらず、器用に東妻先生がパンティをずらす。
そんな先生の手が冷たくて、少し驚いてしまった。
トン、トン
突然、東妻先生が机を叩いた。
会議前に事前に配られたプリントに走り書きで『声が大きいっす』と記されている。
正直、声を我慢するのは凄く苦手。
だけど、今されているのは遅刻した私への罰…なのよね?
私も自分のプリントに走り書く。
『わかった』