快楽教師
第6章 お仕置き
【曽根崎 葉子side】
今日、香坂先生の様子がおかしい。
会議中だというのにボーッとしたりして。
仕事の出来ない女だとは思っていたから、そこら辺は期待していないものの、
とにかく挙動不審。
最初はメモさえ採らない彼女にイラついて、突っ掛かったけれど
今の彼女を見ていると、風邪なんじゃないかと思ってくる。
でも、“大丈夫?”なんて茅原先生みたいに心配なんてしてやらない。
だってあの子、ムカつくんだもの。
ちょっとスタイルが良いからって、胸を強調した服を着て…いつもいつも、男に優しくされて、ヘラヘラして。
最近では、唯一の私の癒しである東妻先生に媚びたりしちゃって。
あ〜、ムカつく!