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となりの君と、

第1章 1 気まずい朝

残されたあたしはぼーっとした頭で考える。

朝起きた時、あたしたちはほぼ裸同然の格好で寝ていた。

昨日の夜、たしかサークルのコンパがあって、無理やり先輩に飲まされて。

だめだ、そこから記憶ない。

でもひとつ、なんとなくわかること。

あたしは腐れ縁で、幼なじみのあいつとそういうことをしてしまったらしい。

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