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サキュバスの嫁

第1章 プロローグ

そして、俺は少女の蜜壷に己の性欲をぶちまけようとした。

……が叶わなかった。

「どんな妄想してるんですか!!葵さん」

と、思い切り頬をぶたれた。

「いってー」

「私の食事中なのに……いつもいつも葵さんは」

「悪かったって、だから攻撃を辞めてくれ。シア」

「むぅー今日はいつもより多目に絞り取りますからね!」

手を繋いでるだけだったが、より密着する為に抱きついて来る。

「ちょっ……それは勘弁して」

「いーやーでーすー」

「マジでそれは足腰立たなくなるから」

「葵さんが悪いんです、だから罰なんです」

あぁ、くそ、シアのやつ。

マジで……本気で…取りやが……って……。

俺は抱きつかれてる、シアを押し倒すように前に倒れこむ。

「ちょ、あ、葵さん!?重たいですからどいてください!!」

シアの声がどんどん遠くなっていく。

「私も悪かったです、だから起きてくださいー!」

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