テキストサイズ

箱……捌

第4章 【強者】の選択


「――――ん、んんん…」


遠多君は…俺の背中をぐいぐい押しながら…



ため息をつく…



「―――――で、【弱者】になった僕がどうなったか…

クラス全員に回された桜井君なら…少しは想像つくかな?」



「―――――…ん…」




想像……まさか…



「ん?解るよね――――…そう…僕が次の…クラスの性欲処理に使われたよ…」



!!え――――…だって…


解らなかった…気がつかなかった…



「あ〜…知らなかったって顔だね…

でもね―――――…僕への…彼らの仕打ちは…


君の非じゃないかもしれないね―――――…


クラスの性欲処理は…もう…桜井君がいたし…で…僕はね…」





ふっ…と背中が軽くなる…



「ね?岡田君…君は…僕を売った―――――…

どこぞの…知らないオヤジ達に…」





「―――――…それは…」



遠多君は……売られた?



意味が……




「―――――岡田君はね…僕を、変態オヤジ達に差し出したんだよ………

その結果…

僕は…無理矢理…無理矢理…何度も…何度も…何度も…

知らないオヤジ達……の…オモチャにされ…


岡田君たちのサディスティックな欲求を満たす道具にされたんだよ…」








ストーリーメニュー

TOPTOPへ