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異彩ノ雫

第38章  十ノ月 ④




時経ることは

昨日から明日への旅の繰り返し



記憶はいつしか思い出に

憧れはひとつの夢へ

密やかに形を変えてゆく



この一日が

愛しい人に優しくあるように…



私は祈りとともに窓をあける







【今日】


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