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異彩ノ雫

第51章  十二ノ月




ふと

潮騒が聞こえてくる

眠りにおちる刹那の耳元に



それはあなたの声

言葉…



優しく暖かなうねりとなって

この身を包んでしまう

愛しい響き…



やがて

静かな眠りがおとずれる







【潮騒】


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