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異彩ノ雫

第5章  七ノ月 ②




君は彼女の手をひいて

ひとつの道を歩くという



同じ 景色

同じ 風

感じながらゆっくりと



手から伝わる温もりが

けして冷めぬと知ればこそ…



ともにあることが永遠の夢

その夢ひとつに満たされる、と

晴れやかな はにかみに

光弾け 花はほころぶ







【道行き】


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