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異彩ノ雫

第64章  一ノ月 ③




雲晴れゆく星空よりも

心を優しく包むのは

耳元に甦るあなたの言葉



向かい来る風の中

夢のあわいへいざなわれ

ひとりゆく道の

靴音を弾ませる





凍る景色に灯がともる







【冬景色】


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