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異彩ノ雫

第92章  四ノ月 ⑤




何ともない明け暮れの

殊更に愛おしき日の

やるせなさ…



東雲の空をわたる風

そよぐ花々

こぼれる朝露



入りては 昇り

欠けて 満ちゆく

自然のことわり…



心添わせ 想いをいたし

時の波に抱かれん







【日月(じつげつ)】


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