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異彩ノ雫

第131章  九ノ月 Ⅱ ②




秋の日は

何ともなく心揺らぎ

彼方の人へ想いは還る



ともに行かまし…



胸に刻まれし愛しの言葉



焦がるるままに仰ぐ高みを

涼風ばかりが吹きわたる



君よ 今

何処の空を眺むるか…







【秋空】



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