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異彩ノ雫

第131章  九ノ月 Ⅱ ②




風に揺れる薄紅色の秋桜

幾重にも広がるうろこ雲


茜に染まる入り日の空

柔らかな十六夜の月明かり



頬杖をつき

心に並べた好きなもの



あなたと見る、



ひとことを添えながら…







【好き】



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