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異彩ノ雫

第149章  十一ノ月 Ⅱ ②




星が少女に恋をした



夜毎

窓辺で空を見上げ

おやすみなさい、を言う少女



シリウスほどの輝きであったなら…

小さな光のその星は

届かぬ想いに涙をこぼす



煌めく雫となる涙

星の祈りを地上(ここ)へと降らす







【スターダスト】



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