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異彩ノ雫

第149章  十一ノ月 Ⅱ ②




私は船にのる

それは
あなたの紡ぐ物語…

綴る言葉のひとつひとつが
大いなる海原に
情景の岸辺を描き出し
まだ見ぬ世界へいざなう船

心地よい陶酔と
甘美な興奮
時に涙し 吐息を洩らす…

オリオンの煌めく下
今宵も私は 船にのる







【船】


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