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異彩ノ雫

第165章 一ノ月 Ⅱ




月明かりが

白く屋根に降り注ぐ

遠い街に咲く

雪の華を思わせて…



凍夜に震える冬木立

煌めきを身に纏い

せめてひとときの装いとなれ







【月白】



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