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異彩ノ雫

第167章  一ノ月 Ⅱ ②




訳もなく賑わう夜の街

氷雨に滲むネオンの海



あてどないまま

どこか

止まり木に流れ着いたなら

少し気取って

ショットグラスを飲みほそう



いつか見た

映画のワンシーンのように…







【主人公】


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